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2005年12月30日 (金)

虹彩模様について

只今、図書館からドール関連の本を借りて勉強中です。

私も作っている、瞳孔から放射状に虹彩の線が広がっているアイ。とても洗練され、考え抜かれた構造で、なおかつ美しいと思います。このアイを日本で最初に作っていたのは、飯降(いぶり)さんというガラス職人の方だそうです。

『Theあんてぃーく vol.8』(読売新聞社)という本でアンティーク・ドールを見ていると、その飯降アイ(虹彩の線が中心から放射状に広がっているアイ)と同じ構造のアイが嵌められているドールの写真が。
「1880年ごろのブリュ・ジューン」という記載がされているので、このタイプのグラスアイは今から少なくとも120年以上前、すでにヨーロッパで作られていたのですね。う~む、さすがガラス文化の深いヨーロッパ。

グラスアイに使われている虹彩の線の種類は、放射状のタイプと、らせん状の模様がぐるりと瞳孔の周りを囲んでいるレース模様タイプの2つが主流のようですね。
200年近くの歴史を経て今もなお受け継がれているのだから、きっとこの2タイプの虹彩はドールの眼として理にかなった構造になっているんだろうなぁ…などと思いました。もし良くないもので「使えないよ~!」というのであれば、とっくに淘汰されてるはずでしょうから。おそらく、昔々のアイ職人さんたちが日々試行錯誤して長い年月を経て洗練させてきたものなのでしょう。

それを思うと、私も物を作る人間のはしくれ、昔々の職人さんたちに笑われるような粗末なものを作ってはいけないなぁ、と感じた次第です。

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